05197-180716 新型 13-inch MacBook Pro 到来〈SIGMA sd Quattro H + 105mm F1.4 DG HSM | Art〉
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開封から40分で情報復元
木曜日(7月12日)に発売、金曜(13日)の朝、電話でApple Storeに注文。当初の配送予定は7月20〜24日でしたが、日曜(15日)に配送され、受け取れなかったため、月曜(16日)に受領。
火曜日の朝10時過ぎ、開封して使用開始。今回もまた新規のMacとして起動しました。Macは既存のMacから全データを自動移行して完璧に同じ状態にする機能がありますが、shio.iconはあえてそれを使わない。新規のMacとして使い始めます。毎回ゼロから初期設定をしたいから。
とはいえ、起動して最初にApple IDを入力したら、すべてのデータがクラウドから降ってきます。各種アプリで作成した書類はもちろんのこと、住所録、予定表、ブックマーク、各種webサイトへのパスワード、過去すべて写真など。
だから新規のMacとして使い始めても手間はほとんどありません。実際、10時過ぎに開封したMacの初期設定を終えたのは10:40頃。App Storeで必要な(購入済みの)アプリをクリック、クリックすれば無料でインストールされる。App Storeで購入した以外のアプリでインストール必要なのは、Google Chrome、Firefox、Gyazo、Jedit Ω、Karabiner-Elements、Lacaille、OmniGraffle、SIGMA Photo Pro、Vivaldiくらいかな。
最初に設定するのは親指シフト。Karabiner-ElementsとLacailleでサクッと設定。システム環境設定でcontrol+↑・↓・←・→のカスタマイズも必須。 https://flic.kr/p/27fx8gj https://farm2.staticflickr.com/1754/42171337004_5664e30f49_k.jpg
ライブ変換がさらに快適
ライブ変換はデフォルトでonになっています。変換操作ほぼゼロで、サラサラサラサラ、気持ちよく日本語を書くことができます。変換キーを押す必要がなく、同音異義語の選択や確定も自動。一時的に誤変換があっても無視して入力を進めると適切な漢字に修正されていく。かな漢字変換や漢字表記に意識を払う必要なく、文章を書き進むことだけに注力すればいい。 Apple IDを入力してあるので、ユーザ辞書はすべてiCloudから降ってくる。
ChromeでScrapboxを開けば、もうこれで最高の日本語環境です。
MacBookよりMacBook Proを選ぶ理由があるとすると、このライブ変換のレスポンス。ライブ変換は相当CPUを使うらしく、2015年発売の初代12インチMacBookだと入力後、漢字変換されるまでの遅延が大きい。2016年発売の2代目12インチMacBookでも入力してから画面に仮名漢字混じり文が表示されるまで若干待つ感じ。2017年発売の3代目12インチMacBookではその遅延が相当解消していますが、2017年発売のMacBook Proに慣れた身には、MacBookのレスポンスは遅い。
そして今回購入した13-inch MacBook Pro / 2018のライブ変換、快適。高速で入力しても遅延を感じない。かなを入力した瞬間、どんどんかな漢字混じりの文章が記述されていきます。
「速さは正義」。この快速を味わってしまうと、いかにMacBookが「軽さは正義」であっても、速さを優先したくなる。とはいってもMacBookの軽さが羨ましいのは事実。
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キーボードの進化
13-inch MacBook Pro / 2018で大きく改良されたのがキーボード。非常に静かになり、押下(おうか)した時の感触が上質になりました。その効用は絶大。ジェントルで、大人なキーボードといった印象です。 下記の記事によると、どうやら各キーの下にあるスイッチが一つ一つシリコン膜で包まれているらしい。
それによってキートップとキースイッチとの間にチリが挟み込まれることによって生じる不良を予防すると同時に、静音性と押下感の向上が実現したようです。素晴らしい。ありがたい。
なお、タイピングのことを「打鍵」と表現するのが一般的ですが、誤解の元だと思います。喫茶店などで「打」鍵している人がなんと多いことか。キーボードが憎いのですか?と思うほどの力でキーを強打している。サラサラと押し下げるだけでいいのに、機関銃のようなけたたましい打鍵音を響かせている(観察しているとdeleteキーを押している回数も相当多いように見受けます)。 そこでshio.iconは「押下(おうか)」と表現することにしました。キーを「打つ」のではなく単に「押し下げる」のですから、「押下」が適している。好感触のキーボードを https://flic.kr/p/28m2CNZ https://farm2.staticflickr.com/1767/42889838781_64c13b74b2_k.jpg
USB-C端子が抜けにくくなった
以前、MacBook Proの電源ケーブルはMagSafeでした。電気ポットと同様マグネットで接続する方式。コードに足を引っ掛けてもMacから端子が外れてくれます。それがUSB-Cで差し込み式になりました。コードに足を引っ掛けたらどうなるか。やってみたところ、ちゃんと差込が抜けてくれました。さすがApple。
しかし、そのゆるさは諸刃の剣。しっかり繋がってほしい端子を繋いだ時にも、少しグラグラして抜けやすい。微妙な角度で接触不良が生じることもあって、少し不便を感じました。
今回、13-inch MacBook Pro / 2018のUSB-C端子は硬くなりました。抜きにくいくらい、しっかりささります。安心。抜けやすさと抜けにくさ。どちらを優先するか。やはり後者でしょう。
〈写真は成蹊大学の紫陽花をSIGMA sd Quattro H + 105mm F1.4 DG HSM | Artで撮影したものです〉
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